回路設計から自作基板および外注データ製作テクニック
【開催日】2022年5月28日(土) 10:00-17:00 1日コース
【受講料】24,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム
詳細はこちら:https://seminar.cqpub.co.jp/ccm/ES22-0041
※本セミナは、Zoomを使ったオンライン同時開催セミナです。オンライン受講を希望される場合は、セミナ申込後、メールでご連絡ください。詳細は、オンライン同時開催セミナについてに記載されていますので、必ずお読みください。
※講義に使用するKiCadは、バージョン6.0.3以降をベースに進める予定です。
※OSの違いによる機能の差は特にありません。
本講座の目的は、電子回路技術者がより積極的に基板試作、開発が行えるよう、総合開発環境ソフトとして「KiCad」を利用した一連の開発ステップを習得することです。
講義のテーマとして、USB機器用の簡易モバイル電源の設計を行い、実際に動作するプリント基板の製作用データにまとめるところまで行います。作成したデータは、別途基板加工機で試作回路製作の実習に利用したり、基板製作の外注に出すことができます。
●対象聴講者
・電子回路の基本的な知識があり,自作の回路製作を行いたい方
・1枚の回路試作から外注基板製作まで行う機会が頻繁にある方
・電子回路CADの習得を目指す方
●講演の目標
・電子回路の開発にCAD利用とデータ化によって効率の向上が図れる
・基板加工機や外注に利用できるデータ作成を自身で行えるようになる
・手加工では作れない高密度部品の基板開発が行えるようになる
内容
●内容
1. イントロダクション
2. 開発環境「KiCad」構成
2.1 CADシステム構成
2.2 データ保存構成
3. 実習:回路図を書く
3.1 回路図ファイルの作成方法
3.2 回路図検図方法
3.3 回路図からのデータ出力
4. 実習:基板上の回路図を編集する
4.1 回路図エディタの起動とデータ読み込み
4.2 必要なデータの関連付け作業
4.3 基板上回路図の編集
5. 実習:基板外形を作図する
5.1 外形,ねじ穴などの作図
5.2 部品図,シルク作図
5.3 ベタ塗り,パターン化
6. 出力データの作成
6.1 外注用データの作成
6.2 基板加工機用データの作成
6.3 作成データの保管方法
受講者が持参するもの
・KiCadをインストールしたノートPC
KiCadのバージョンは5月25日までにメールでご連絡いたします。
※講義に使用するKiCadは、バージョン6.0.3以降をベースに進める予定です。
※OSの違いによる機能の差は特にありません。
※オンライン受講の場合、必須ではありませんが、視聴用端末とKiCadをインストールしたPCは別々のほうが受講上便利です。
※会場で受講される場合、KiCadをインストールしたノートPCを貸出できます。貸出を希望される場合は、5月25日までにセミナ事務局にメールでご連絡ください。
講師
藤野 裕之 氏〔フリーランス・エンジニア 〕
育英高専電気工学科卒業後、日立電子エンジニアリング入社。半導体及び液晶等の製造検査機器エンジニアを経て2002年に独立。大手分冊百貨出版社においてロボット等電子機器を付録化するビジネスプランのマネジメント業務と製品開発等を受託する等の実績を経て、現在は医療機器開発支援等をメインにフリーのエンジニアとして活躍中。
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